2014/10/23 の観測

仕事から帰って夕飯を食べたあと、晴れてたので望遠鏡を玄関先に出しました。この日はアライメント後にスカイセンサーの電源が急に落ちたり、ファインダーがずれてたり、色々あって目的星を撮りはじめるまで2時間近くかかってしまいましたorz はじめ CT Cet (EW) を撮る予定でしたが、開始が思いのほか遅れたので、ターゲットをもっと昇りはじめの天体へ方向転換。そこで Nga さんの HP を眺めて YY Eri (EW) をやってみることに。明るさは8等台、周期は約7.7時間。

22時過ぎから29時半 (夜明け) まで、およそ7時間近く追えました。ちなみに目的星及び比較星は8等台と明るいので少しフォーカスをずらして撮りました。ところで、この日はなんだかガイドが安定するまで難儀しました。で、やっと25時には安定したので、次の日も仕事だし思い切って寝ました(w 装置のことが心配でしたが、朝6時前にムクっと起きて、装置の無事を確認。ついでにモーニング・フラットフィールドを撮影。望遠鏡を片づけながら、気温の変化もあるだろうから、一応ダークも撮ったのですが、なんだか DSI pro II のフィルタースライダーは微妙に光漏れがあるみたいで、ちょっとダークフレームとしてはよろしくない感じでした。

さて、朝食を済ませて、ちょっぴり時間があったので AIP4Win V2 で測光しようとしたら、アパーチャーのサイズを変えようとするとソフトが落ちます。どうも PC が 64 bit なのが問題みたいで、互換モードなどを使ってソフトを再インストールしたりして対処しましたが、それでも落ちます。悩んでいるうちに出勤時間になったので、帰宅してからこの問題を考えることに。結局根本的な解決にはなっていないのですが、なんやかんやいじっていると、落ちない方法が見つかりました。まるで綱渡り。どうやら複数あるアパーチャーのサイズ (内側・中央・外側) を同時に変えるとソフトが落ち、これを一つずつ変えると何故か落ちません。で、なんとかデータ処理も無事に完了(何をとち狂ったのか、せっかくうまくいったのに、最初 V と C を間違って測光したりもして、ブランクがあるとこんな初歩的なことを間違うのか、とショックを受けましたw)。

前置きが長くなりましたが、以下にライトカーブをペタリ。副極小と極小が順番に受かっていました。ところどころ歯抜けになっている且つばらつきが大きい部分はガイドが少し暴れたところです (薄雲の通過も多少あったみたいですが)。

YY_Eri_20141023

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