色々と思い出しながら、自己流でやっていたデジカメ測光観測で、γ Per のモニターを開始しました。かつてデジカメで ζ Aur の食を (特に B band で) 観測できたので、γ Per も同じように減光が捉えられる気がします。早速、11月14日と16日の晩に撮ったデータを測光してみました。
PERgamma 201911142142 3.63B Iak
PERgamma 201911142142 2.94V Iak
PERgamma 201911142142 2.59Rc Iak
PERgamma 201911162157 3.60B Iak
PERgamma 201911162157 2.96V Iak
PERgamma 201911162157 2.64Rc Iak
まだ食は始まっていない感じでしょうか。しばらくモニターを続けてみようと思います。なにぶん観測リハビリ中なので、値は暫定値です。よって VSOLJ への報告はもう少し様子を見てからにします。
なお、機材やカメラの設定は写真につけたキャプションの通りです。フォーカスは電子制御なので、再現性を保つためにピントリングをビニールテープで固定して動かないようにしています。あと架台には nano.tracker を使っています。観測じたいは自宅の玄関先で5~10分もあればできるので、大変お手軽です。RAWデータのRGB分解については、UGEM を使わせて頂いています(昔は IRIS を使ってました)。測光や標準変換なんかについては昔と変わらずです(マカリィ + 自作のRコード)。