Amazon で人気らしい INNOREL の三脚 (RT90CG) をポチってしまいました。脚の太さは40mm あり、評判通りがっちりしています。本体の重量は約2.8kgで、手に持ったときの第一印象はやはり軽いです(耐荷重は40kgらしいですね)。迷彩柄については、脚にマジックテープ式のモノが巻かれているだけで、着脱が可能です。これを外すと下地は脚を伸ばしたときに出てくる黒地と同じになります。
自分の用途としては、ジッツオ5型の互換アダプターを介して ZWO AM5 赤道儀を載せ、遠征先で小型の鏡筒を運用するときに活用する予定です。なおアマゾンのレビュー内には、私と同じ目的で ZWO AM5 赤道儀を載せている方もいました。下の写真のように、AM5を載せたときの親和性は高く、遠征時の運用が楽しみでなりません。付属のストーンバッグにはポータブルバッテリーと、念のため転倒防止のために3~5kgのウェイトを載せることになるでしょう。
ちなみに、お値段については、自分がポチったときは3万9999円でした。これに約7000円プラスすれば(国内の場合)、AM5 などに使える ZWO 純正の TC40 というカーボン三脚が買えてしまうので… AM5 の運用が前提で軍資金に余裕があるなら、純正で良いと思います (純正は重量約2.3kg、耐荷重50kgなので、スペック的にもこちらに軍配が上がる)。ただ自分の場合は、クレジットカードのポイントを5000円ほどアマゾンギフトカードに突っ込んだので、今回約3.5万円で手に入れた感じです。なお本三脚の天文用途でのレビューについては、YouTube の “ボスケのレンキンTV” さんがとても参考になります。詳しいレビューは是非、こちらをご覧ください:
ボスケさんのレビューが素晴らしいので、特に私が書くことは無いのですが、ちょっとだけ、細かい点を見ていきたいと思います。まず、ジッツオ互換の付属アダプターは上部に 3/8 インチネジが飛び出しています。側面には抜け防止のための溝も切ってあります。
アダプターの着脱については、レバーを緩めるのは当然のこと、三脚側にスイッチみたいなのがあるので、これを押しながら引き抜きます。このスイッチは、下の写真のように、アダプターの抜け防止のための爪を可動だせるためのものです。
あと付属品の中には、以下のようなパーツがありました(頭のネジは3/8インチ)。これは水平を自在にぐりぐり調整できるアダプターで、天文用途でも使用する機材によって、大変活躍してくれそうです(例えば Seestar など)。
それから三脚ケースも良い感じです。ボスケさんも仰るとおり、クッション材も入っていて、けっこうしっかりた作りです(迷彩柄なので目立ちますがw)。ただ私は車での遠征がメインなので、ケースには入れず(出し入れが面倒というのもあるし)、車には裸でポンっと積み込むだろうなと思います。なおケースの全長は約80cmあり、折りたたんだ状態の三脚(約60cm)に比べるとちょっと長いです。このケースに三脚を収納すると、以下のように少しだけ (約18cm) スペースが空きます。機材によってはヘッド部に AZ-GTi とかを搭載したままケースに収納できそうな感じです。
以上、まだ本格運用はしていませんが、簡単にご紹介まで。