新星とガンマ線

Fermi Establishes Classical Novae as a Distinct Class of Gamma-Ray Sources
http://arxiv.org/abs/1408.0735

嬉しいことに astro-ph に出てました。Fig. 2 をみるとみんな可視のピークのあとにガンマ線強度のピークが出ていますね。Table 1 にいろいろ諸量が出ていますが、V959 Mon は極大が 5 mag くらい (?!) なんだとか。距離まで出てますね。確か Munari 氏たちがこのあたりのことを論文に書いていたような?またちゃんと調べないといけませんねぇ。

下の図は半年くらい前に遊びで作ったもの。V959 Mon のライトカーブを外挿して極大等級が予想できないかなぁとか企んでました。どんな感じでフィッティングしたのか詳細は忘れちゃったんですが、V339 Del の場合ガンマ線ピークは可視ピークの6日後くらいになってます。V959 Mon もそれくらいなのだろうか?!

monv959_fit

 

まぁこんな怪しい図をもとに blog を書くのもどうかしていると思うのですが….  仮に可視ピークの5日~10日後にガンマ線ピークが検出されるんだとすれば、上図より可視ピークは 7~8 mag くらいになってしまう。それでは t2 が 50~100 日くらい必要になってきそうです。スペクトルでは膨張速度が少なくとも藤川氏の発見直後 (星雲線期) で 2000 km/s 以上はありましたし、かなり減光の速い新星 (very fast) だったはずです。ということで、問題だらけですし、やはり上図 (フィッティング) は大失敗だということになりますね (+_+;;

 

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